ひげそりは身だしなみのために必要なことです。
そして、カミソリはひげそりにおいて欠かせないものです。
そんなカミソリですが、選び方が分からないということはありませんか?
そんなあなたへ、今回はカミソリの選び方について紹介したいと思います。
今回の記事はこのような人におすすめです。
こんな方におすすめ
- カミソリって、何を基準に選べばいいのか分からない
- 深ぞりできるカミソリを知りたい
- 肌のことを考えたカミソリを使いたい
肌の負担の軽減、深ぞりのしやすさ、コストの良さによって、選べるカミソリは違ってきます。
この記事には以下のことを紹介していきます。
紹介する内容
・カミソリと電気シェーバーの違い
・カミソリを選ぶポイント
・カミソリの使い方
・おすすめのカミソリとシェービング剤
・カミソリの替え刃のタイミングと保管方法
それでは、一緒にカミソリの選び方について見ていきましょう。
カミソリと電動シェーバーの違い
ひげをそる道具は二種類あります。
一つはカミソリ、もう一つは電動シェーバーです。
それでは、Tカミソリと電気シェーバーの違いを 説明したいと思います。
カミソリと電気シェーバーの違いは以下の通りです。
ポイント
・ひげの深ぞりと肌への優しさ
・コストの違い
ひげの深ぞりと肌への優しさ
カミソリと電気シェーバーの違いは、刃が直接肌に当たるか当たらないかです。
カミソリは、刃が直接肌に触れる分、肌の負担は大きいですが、ひげをより深ぞりすることができます。
電気シェーバーは、刃が直接肌に触れないので、肌の負担を少なくひげそりができますが、カミソリより深ぞりは苦手です。
コストの違い
カミソリと電気シェーバーのコストの違いとして、初期費用と継続的に使用するためのコストがあります。
カミソリは、替え刃が一個だけのものなら、普通のもので本体込みで1500円以下で購入ができます。
さらに、替え刃は普通のものであれば、Amazonで4個入り約1800円で買えます。
一方、電動シェーバーは、初期費用が大体一万円を超えるものが多いです。
替え刃は7000円位で、一つの刃を約1年半使います。
3年使うと仮定すると、カミソリは、本体1500円に替え刃1800円を三年分18セットで、合計33900円になります。
一方、電気シェーバーは本体約15000に替え刃7000円で合計22000円です。
長期的に見れば、電気シェーバーの方がコスト面では優れていますね。
しかし、初期費用や短期的な費用はカミソリの方が優れていて、1ヶ月間のひげそりは2000円以下で済みます。
T字カミソリでも肌に気を使ったひげそりができる
カミソリは、ひげの深ぞりと初期費用に優れています。
だから、ひげを深くそりたい人と、安くひげそりをしたい人におすすめです。
そして、電動シェーバーは、肌の負担を軽減するひげそりができ、長期的な費用に優れています。
だから、ひげそりで肌に負担をかけたくない人、ひげが濃くない人、初期投資が高くても大丈夫な人におすすめです。
しかし、カミソリでも道具選びやひげのそり方次第で、肌に気を使ったひげそりができます。
そのために大事になってくるのは、性能のいいカミソリや、肌の保護力が強いシェービング剤です。
カミソリを選ぶポイント5選
それでは、カミソリを選ぶポイントを紹介したいと思います。
それは以下の通りです。
ポイント
・カミソリ本体や替え刃の価格
・カミソリの刃の数
・カミソリの可動域
・スムーサーの性能
・電動式かどうか
カミソリ本体や替え刃の価格
カミソリによって、カミソリ本体や替え刃の価格は異なってきます。
カミソリの刃は定期的に交換するので、特に替え刃の値段は意識した方がいいですね。
ただ、値段が上がるほど、性能が上がる印象があるので、コストと性能のバランスは考えた方がいいですよ。
カミソリの刃の数
カミソリの刃の枚数が多いほど、刃一本当たりに力が分散するので、肌の負担が軽減します。
さらに、刃の枚数が多いと、ひげをより深くそれるようになります。
つまり、刃の枚数が多いほど、肌の負担を軽減しつつ、ひげをしっかりそれます。
ひげが薄い人は刃の枚数が2~3枚で大丈夫ですが、ひげの濃い人や、肌が心配な人は5~6枚の刃がついたカミソリがいいでしょう。
カミソリの可動域
カミソリの首の可動域も確認しましょう。
カミソリの首の可動が優れていると、顔にフィットし、そり残しと肌を傷つけるのを防ぐことができます。
カミソリによっては、縦の動きに優れているもの、横の動きが優秀なものがあるので、そこも確認しましょう。
スムーサーの性能
多くのカミソリの刃の上部には、スムーサーがついています。
このスムーサーによって、ひげそりのときの保湿効果や、力を入れずにカミソリを動かすことができます。
これにより、カミソリ負けを引き起こしにくくなります。
カミソリによって、スムーサーの成分や性能が違ってくるので、確認しましょう。
電動式かどうか
カミソリには、電動式といって、振動するカミソリがあります。
カミソリが振動すると、カミソリの摩擦力が軽減するので、肌の負担を減らしたひげそりができます。
ただ、電動式のカミソリは、カミソリの動きのコントロールがやや難しくなります。
また、振動に電池が必要なので、その分のコストがかかります。
ひげそりの方法
ひげそりの手順は以下の通りです。
ひげそりの方法
1. 顔を洗う
2.顔を十分に温めてぬらす
3.シェービング剤をつける
4.順ぞり、逆ぞりをする
5.スキンケアをする
6.日焼け止めを塗る
詳しくは、以下の記事を参考にしてください。
-
ひげそりとは?メリット、デメリット、正しいやり方を紹介。
続きを見る
間違ったカミソリの使い方
正しい使い方を知っても、ついつい肌に負担をかけたカミソリの使い方をしちゃうことがあります。
そこで、間違ったカミソリの使い方を紹介します。
それは以下の通りです。
間違ったひげそり
・力をいれてそる
・何回もそる
・洗顔料でひげをそっている
これらの方法は、肌を傷める可能性があります。
ですので、以下の記事を参考にして、正しいひげそりをしましょう。
-
ひげそりとは?メリット、デメリット、正しいやり方を紹介。
続きを見る
おすすめのT字カミソリ
それでは、おすすめのT字カミソリを紹介したいと思います。
シック 極
肌のすべり | 5.0 |
深ぞりのしやすさ | 4.0 |
コストパフォーマンス | 4.5 |
シック 極は5枚刃のカミソリで、肌に気を使ったひげそりができます。
その強みの要因となっているのが、スムーサーとヘッドの可動域です。
刃の上部のスムーサーはとろみが強く、力を入れずにひげそりができます。
さらに、この極は、ヘッド部分だけでなく、もう1か所可動し、顔のフィット感が優れています。
それにより、そり残しを防ぐことができます。
ちなみに、もっと肌のことを考えたい人は、皮膚学的な皮膚刺激テスト済み*の敏感肌用がおすすめです(*全ての人に刺激がおきないというわけではありません)。
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ジレット プロシールド
肌のすべり | 4.0 |
深ぞりのしやすさ | 5.0 |
コストパフォーマンス | 3.5 |
ジレット プロシールドは、深ぞり性能に加え、肌の負担の軽減を考えたカミソリです。
スムーサーは刃の上部だけでなく、刃の下部にもジェルが配置されています。
これにより、なめらかにひげをそることができます。
そして一番の目玉は、深ぞりの優秀さです。
ヘッドの広い横の可動域とひげを整えてそる構造により、ひげを深ぞりします。
ちなみに、ジレット プロシールドは電動タイプもあるので、より肌の負担を減らせます。
ただ、値段は高めなカミソリなので、お金に余裕があって、肌に気を使った深ぞりをしたい人におすすめです。
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おすすめのシェービング剤はジェルタイプ
カミソリを紹介してきましたが、シェービング剤について考えれば、よりよいひげそりができます。
シェービング剤は様々な種類がありますが、おすすめしたいのはジェルタイプです。
なぜなら、肌の負担の軽減と、口周りのそり残しを防げるからです。
ジェルは、ぬるっとしたすべりのよさで、力を入れずに、カミソリを使うことができます。
これにより、肌の負担を減らすことができます。
また、ジェルは顔に塗ると透明になり、どこにそり残しがあるか確認ができるからです。
これにより、口周りのひげを忘れずにそることができます。
次に、おすすめのアイテムを紹介します。
シック ハイドロプレミアム シェービングジェル
肌のすべり | |
コストパフォーマンス |
まずは、シック ハイドロプレミアム シェービングジェルです。
このシェービングジェルは、すべり性能と保湿性能の高さが特徴です。
すべり成分は、シックのシェービングジェルの従来品よりもさらになめらかになっています。
これにより、ひげそりのときの肌の負担が軽減します。
さらに、3種のヒアルロン酸で、ひげをそった後の肌を保湿してくれます。
ちなみに、シック ハイドロプレミアム シェービングジェルは皮膚学的な皮膚刺激テストをした*敏感肌用があります。(*すべての人に刺激がおきないというわけではありません)
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シック 薬用シェーブガード シェービングフォーム
肌のすべり | |
コストパフォーマンス |
ジェルはひげそりにおいて優れていますが、中にはジェルが合わない人もいます。
そんな人にはシック 薬用シェーブガード シェービングフォームをすすめます。
これは、薬用のシェービングフォームで、泡と薬用成分で肌の負担を減らしてくれます。
このシェービング剤の形状の泡は、ひげそりのときに肌をしっかりと守ってくれます。
また、薬用成分により、肌を守り、カミソリ負けを防いでくれます。
フォームタイプは、泡で顔が隠れるので、ひげのそり忘れはジェルの方が防げます。
しかし、泡はすぐ落とせるので、朝時間がない人におすすめです。
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替え刃のタイミングは?
T字カミソリを使っていると、刃を替えた方がいいときが来ます。
それは以下の通りです。
ポイント
・刃の切れ味が悪くなった
・スムーサーのすべりが悪くなった
・交換時期は10日~14日
刃の切れ味が悪くなった
まずは、刃の切れ味が悪くなったときです。
そっても前よりもそり残しが出るようになった、肌が痛むようになった、そんなときは刃の切れ味が悪くなっています。
早めに刃を交換しましょう。
スムーサーのすべりが悪くなった
もう一つは、スムーサーのすべりが悪くなった時です。
何回か使っていると、スムーサーの効果が落ちてきます。
スムーサーの効果がなくなると、ひげそりのときに、肌の負担が大きくなります。
すべりがなくなった、と思ったら交換しましょう。
刃を替える日数
刃を替える日数は、大体10日~14日です。
そのくらいになると、刃の切れ味が悪くなったり、スムーサーの効果が落ちます。
ただし、刃を使って10日立つ前に、肌が痛んだり、ひげが剃りづらくなるときがあるので、そのときは早めに刃を替えてください。
カミソリの保管方法
この記事を読んでいるみなさんは、カミソリをどこに保管していますか?
風呂や洗面所に置いていませんか?
それは、カミソリ的にNGです。
カミソリは湿気が少ない場所に保管してください。
これは、湿気によって、カミソリの刃が痛みやすくなるのを防いで、刃を長持ちさせるためです。
カミソリを使用したら、水でよく洗いましょう。
洗うときは、水でしっかりすすぐか、洗面器やコップに水を入れて、かき混ぜるかしましょう。
その後、湿気が少ないところにカミソリを保管しましょう。
まとめ
最後にカミソリを選ぶポイントをまとめます。
まとめ
・カミソリ本体や替え刃の価格
・カミソリの刃の数
・カミソリの可動域
・刃の上部のジェルの性能
・電動式かどうか
カミソリは、ものによって、性能が違ってきます。
例えば、コストパフォーマンスが優れているもの、コストが高いけど性能がよいもの、肌のことを考えたカミソリなどがあります。
自分に合ったカミソリを使えば、ひげそりにおける悩みも軽減します。
ですので、ひげそりをしっかりやって、仕事も遊びもしっかりと集中しちゃいましょう。
参考文献
・シック・ジャパン(株)『髭剃りの正しいやり方、処理前後のケアについて解説』
・厚生労働省「化粧品・医薬部外品等ホームページ」
・宮永えいと『大人男子の「超」清潔感ハック』KADOKAWA, 2020年
・かずのすけ, 白野実『美肌成分辞典 : 化粧品選びの常識が変わる! : キレイになりたい人も勉強したい人ももう悩まない!誰でもわかる』主婦の友インフォス, 2020年
・花王株式会社『フェイスケアの基本ステップ』
・化粧品成分ジャーナル『化粧品成分オンライン』