ジレット プロシールドシリーズは、ジレットのブランドのカミソリです。
プロシールドには、マニュアルタイプ(振動なし)と、電動タイプがあります。
この商品は、こんな人に向いています。
こんな方におすすめ
- ひげをしっかりと深ぞりしたい人
- そり残しが気になる人
- 肌に気を使って、そり残しを防ぎたい人
- 仕事前に、しっかりと身だしなみを整えたい人
結論を言うと、プロシールドは、ヘッド部分の優れた可動域と、マイクロコームにより、優れた深ぞりを可能にしています。
さらに、刃の前後に設置されたスムーサーが、肌に気を使ったひげそりを可能とします。
それでは一緒に、プロシールドについて見ていきましょう。
ジレットプロシールドの特徴
それでは、プロシールドの特徴について紹介します。
ジレットプロシールド電動タイプの基本情報
まずは、本情報です。(Amazonの値段です)。
商品名 | メーカー | 電動機能なしの本体値段 | 電動タイプの本体値段 | 替え刃の値段 | 替え刃1個当たりの値段 |
プロシールド | ジレット | 約1600円(替え刃2個) | 約1709円(替え刃2個) | 約3980円(替え刃8個) | 約498円 |
プロシールドの外見
まずは、箱の写真です。
これは、替え刃が本体についているものに加えて、2個ついているものです。
続いて、カミソリ本体の画像です。
替え刃をするには、ボタンを押す必要があります。
このボタンを押して、刃を外します。
プロシールドの機能的特徴
プロシールドの刃の部分を見ていきます。
ジレットの刃は、極薄刃で、肌の引っ掛かりを最小化し、今までのジレットのカミソリより、19%肌への圧力を軽減しています。
これにより、ひげそりのときの肌の負担を減らします。
また、刃の前後にスムーサーが配置されています。
これにより、肌に刃が当たる前に肌を潤し、肌を保護します。
そして、深ぞりとそり残し防止の助けとなっているものが刃の下のマイクロコームです。
このマイクロコームにより、ひげの流れを整え、そり残しを防ぎます。
続いては、カミソリの刃の可動を見ていきます。
横の可動が優れていて、顔にしっかりと密着して、ひげをそります。
また、このカミソリの刃の裏側に、ピンポイントポリマーというものがついています。
ここで、鼻の下などの細かい場所をそることができます。
そして、このカミソリは、電動タイプがあり、このタイプは、スイッチを押すと振動します。
カミソリが振動することで、肌への摩擦が減り、力を入れずにひげをそりやすくします。
このカミソリは単四電池で動くのですが、単四電池の入れ口はこうなっています。
カミソリの持ち手の下部を回すことで、単四電池を入れる部分を空けることができます。
ジレット プロシールドを実際に使ってみての評価
ジレット プロシールドのひげそり評価 | すべりの良さ | 肌の食い込まなさ | 肌の負担のなさ | 鼻のキワのそりやすさ | ヘッドの動き | 深ぞり性能 | 長く安定して使えるか | コストパフォーマンス | 総評 |
評価点 | 4.5 | 3.9 | 4.0 | 4.7 | 4.6 | 4.5 | 3.5 | 3.5 | 4.2 |
ジレット プロシールドの優れている点は、肌すべりの良い深ぞりができる所です。
可動範囲の広い刃により、肌に密着して深ぞりができ、すべりの良いスムーサーや振動機能により肌すべりがいいです。
深ぞりしたいけど、肌荒れのリスクを軽減したい、という時に役に立ちます。
また、5枚刃の裏のピンポイントトリマーにより、そりづらい鼻のキワのひげをそれるのがうれしいところです。
ただ、スムーサーの滑りが1週間ほどでなくなる上に、替え刃1本当たりの値段が高くて、コスパが悪いところが難点ですね。
それと、肌すべりがいいと言っても、深ぞり性能により、肌負担もそれなりにあるため、肌の強さが普通~強い人向けのカミソリと言えます。
総括すると、値段が高いのも納得の、肌のことを考えた深ぞりができるカミソリです。
ジレットプロシールドのデメリット
ジレットプロシールドのデメリットは以下の通りです。
デメリット
・替え刃の値段が高い
・肌の負担はやや大きめ
・肌すべり効果が1週間とやや短め
・水に落とすと故障する
替え刃の値段が高い
ジレットプロシールドは替え刃の値段は、Amazonで8個で約3980円で、1個498円となります。
カミソリ | 本体値段 | 替え刃値段 | 替え刃1個の値段 |
ジレット プロシールド電動式 | 約1709円(替え刃2個) | 約3980円(8個) | 約498円 |
シック 極 | 約1900円(替え刃は本体付き以外1個) | 約3400円(8個) | 約425円 |
シック 極 敏感肌 | 約2500円(替え刃5個) | 約4380円(10個) | 約438円 |
ジレットラボ | 約4286円(替え刃4個) | 約4750円(8個) | 約594円 |
貝印 オーガー | 約1981円(替え刃6個) | 約2640円(8個) | 約343円 |
これは、買えば一個の値段はシック極は425円、貝印オーガーは343円であり、プロシールドは替え刃一個当たりの値段が高いと言えます。
しかし、ジレットプロシールドは、深ぞり性能と肌負担の軽減機能が両立しているので、値段相応の性能と言えます。
お金に余裕があって、ひげそりの悩みを解決したい人向けと言えます。
肌の負担はやや大きめ
ジレットプロシールドは深ぞりが得意です。
ただ、深ぞりできるということは刃が鋭く、より肌に刃が接するので、肌の負担もやや大きめとなります。
この肌負担は、高潤滑成分入りスムーサーや、振動機能で緩和できますが、それでも肌負担はある程度あります。
ですので、プロシールドは肌の強さは普通〜強めな人に向いています。
肌すべり効果が1週間とやや短め
ジレットプロシールドは、肌すべりの良いひげそりができます。
しかし、スムーサーの性能をフルで発揮できるのは約1週間ほどです。
実際に使ってみて、ジレットプロシールドは1週間ほどでスムーサーが結構削れます。
振動機能があるとは言え、すべりも1週間ほどで落ちます。
ただ、1週間は深ぞりと肌負担の軽減を両立したひげそりができるます。
性能が高いカミソリを使いたい方におすすめができます。
水に落とすと故障する
振動機能がついたタイプは、水に落とすと故障する恐れがあります。
これは、振動タイプは電池式で、水滴には強いですが、完全な耐水性ではないため、水に沈むと故障します。
ですので、風呂で使用するときは、浴槽に沈めないように注意してください。
ジレットプロシールド電動タイプのメリット
ジレットプロシールドのメリットを紹介します。
メリットは以下の通りです。
メリット
・よく動く刃などの機能により、濃いひげを深ぞりできる
・スムーサーと振動機能により、深ぞりの肌負担を減らせる
・持ち運び性能に優れ、外泊時に使える
・そりづらい鼻のすぐ下のひげをそることができる
よく動く刃などの機能により、濃いひげを深ぞりできる
ジレット プロシールドは深ぞり性能と、そり残し防止性能に優れています。
なぜなら、縦横に幅広く動く刃、ひげを整えるマイクロコーム、5枚刃が備わっているからです。
ジレット プロシールドにはフレックスボールという刃を縦横の広い範囲で可動させる機能がついています。
この機能により、刃が肌により密着し、深ぞりやそり残しの防止ができます。
また、刃の下にあるマイクロコームは、髭の流れを整えます。
〇マイクロコームの写真
これにより、刃とひげが垂直に向き合うことになり、そり残しを防ぎます。
そして、5枚刃という刃の多さにより、ひげをより深くそります。
このように、ジレット プロシールドは深ぞりするための機能が多くあります。
ひげそりをしていると出てきてしまうひげのそり残し。
人に見られると、少し恥ずかしいなんてことも。
そこで、ジレットプロシールドでひげそりをすることで、ひげのそり残しを防ぎ、恥ずかしさを減らして仕事に集中できます。
スムーサーと振動機能により、深ぞりの肌負担を減らせる
ジレットプロシールドは深ぞりの負担を減らすことができます。
なぜなら、他のジレットシリーズのカミソリよりも潤滑性に優れるスムーサーと振動機能があるからです。
ジレットプロシールドは、刃の上下にスムーサーが設置されています。
このスムーサーの配置のカミソリは他のジレットのカミソリでも見られます。
しかし、プロシールドは他のジレットのカミソリよりも滑り性能がある、高潤滑成分をスムーサーに含んでいます。
これにより、他のジレットのカミソリよりもすべりの良いひげそりができます。
また、振動機能には、肌の摩擦を軽減する効果があります。
高潤滑性のスムーサー、振動機能により、ジレット プロシールドは肌のことを考えた深ぞりができます。
なお、振動機能は、搭載されているタイプとされていないタイプがあるので注意してください。
30代くらいになると男性はひげが濃くなりがちです。
しかし、深ぞりしようにも、肌が荒れてしまうなんてことも。
そうなると、仕事だけでなく、趣味や家族の時間も痛みで楽しみに集中しづらくなります。
そこで、ジレットプロシールドで肌負担を減らした深ぞりをすることで、濃いヒゲを深ぞりするだけでなく、カミソリ負けのリスクを減らして、自分がやりたいことに集中できるようになります。
持ち運び性能に優れ、外泊時に使える
プロシールドには、電動タイプがあります。
このタイプは、スイッチを押すと、カミソリが振動します。
カミソリが振動することにより、肌への摩擦を軽減し、力を抜いてひげをそることができます。
増設されたスムーサーだけでなく、振動機能で、さらに肌への負担を減らします。
ジレットプロシールドは外泊などのひげそりに向いています。
なぜなら、スムーサーの粘りが強すぎないからです。
外泊の際にカミソリを持ち込む際に注意したいのは、スムーサーの粘りの強さです。
スムーサーの粘りが強すぎると、他の荷物やカミソリ本体を汚す恐れがあります。
これは、外泊時のひげそりは、カミソリの水分を乾かす時間がないので、スムーサーが粘ついたままだからです。
その点、ジレットプロシールドは、スムーサーの粘りが強すぎず、周りをあまり汚さずに済みます。
ただ、いくら粘りが控えめだといっても、ある程度は粘りがあるので、単独でジップロックなどの袋に入れたほうがいいでしょう。
外泊時のカミソリは合う合わないがあるでしょう。
ホテルのカミソリを使ったら、場合によっては肌が荒れたり、ひげのそり残しが出てきたり。
もしも出張でこの後仕事だったら、ヒゲはしっかりとそりたいところです。
そこで、持ち運びがしやすく、ひげをなめらかに深ぞりできるプロシールドがあれば、しっかりひげをそって、仕事や旅行に臨めます。
そりづらい鼻のすぐ下のひげをそることができる
ジレットプロシールドは、そりづらい鼻のすぐ下をそることができます。
なぜなら、ピンポイントトリマーという一枚刃がついているからです。
ピイポイントトリマーとは、ジレットのカミソリの刃の裏側についている一枚刃です。
このピンポイントトリマーはヘッドがないことで、せまくそりづらい部位もそることができ、鼻のキワをそることができます。
鼻のすぐ下は普通のカミソリでは刃が届かなくてそれません。
鼻の下はそれていても、鼻の穴のすぐ下だけ毛があるのはちょっと恥ずかしいと感じるかもしれません。
そこで、ジレットプロシールドのピンポイントトリマーにより、鼻のキワがそれて、スッキリした顔と気分で人前に出ることができます。
ジレットプロシールドの悪い口コミ、良い口コミ
クラウドワークスで20~60代の男性15人に、ジレットプロシールドの口コミを聞きました。
悪い口コミ、良い口コミを発表します。(薬機法にのっとった表現をしています)
まずは悪い口コミからです。
プロシールドの欠点は、切れ味が良すぎてカミソリ負けのリスクが高いことです。
確かに、プロシールドには肌の負担を軽減する電動機能と高潤滑成分の含まれたスムーサーが装備されていますが、それでも肌負担はやや大きいです。
プロシールドは肌が普通~強めの人向けのカミソリと言えます。
プロシールドの替え刃は値段が高めです。
これはジレットのカミソリだけでなく、他の会社のカミソリに比べても値段が高いといえます。
しかし、プロシールドは深ぞりと肌すべりが両立したカミソリです。
ですので、値段相応の性能と言えます。
使用回数により、メリットがなくなりやすい、ということです。
これは、管理人も使用したのですが、特にスムーサーのすべりが1週間くらいでなくなったと感じました。
ただ、1週間は深ぞりと肌すべりを両立したひげそりができます。
ひげの濃さに悩んでいて、お金に余裕のある人におすすめと言えます。
悪い口コミをまとめると以下のようになります。
悪い口コミ
・刃が鋭くて、カミソリ負けしやすい
・替え刃の値段が高い
・1週間くらいで性能が低下していく
次に良い口コミを紹介します。
良い口コミをまとめると以下のようになります。
良い口コミ
・深ぞり性能に特化しており、ひげが濃い人でも使いやすい
・電動モーターとWジェルスムーサーで、深ぞりしているのに肌の負担を軽減できている
・肌の密着感が高く、そり残しを防いでくれる
ジレットプロシールドに向いている人
ジレットプロシールドに向いている人は以下の通りです。
向いている人
・深ぞりをしっかりとしたい人
・深ぞりの肌負担を軽減したい人
・鼻のすぐ下をそりたい人
・肌の強さが普通~強い人
・お金に余裕のある人
・対面仕事がある人
ジレット プロシールドは肌の負担を軽減した深ぞりを可能としています。
つまり、ひげのそり残しもカミソリ負けのリスクを軽減できるということです。
特に対面仕事がある人は、自分の顔を気にせずに仕事に集中することができるでしょう。
ひげそりにはシェービング剤が必要
ひげそりにはカミソリの他にも、シェービング剤が必要です。
シェービング剤を使うことで、ひげが水分で膨張し、深ぞりができるようになります。
また、すべり成分でカミソリがスムーズに動くことにより、ひげそりによる肌の負担が軽減します。
刃が鋭いジレットプロシールドは、シェービング剤がより重要な役割を担います。
シェービング剤について詳しい情報を知りたい方は、「シェービング剤の選び方とおすすめ」の記事を参考にしてください。
ひげそり後は肌が乾燥しやすくなる!?
これは残念な知らせですが、ひげそり後は肌が乾燥し、紫外線の影響を受けやすくなります。
なぜなら、カミソリが、肌を保湿する役割の角質をそぎ落としてしまうからです。
角質が落とされすぎると、肌のバリア機能が低下し、乾燥や紫外線の影響を受けやすくなってしまいます。
そうすると、肌がダメージを受けやすくなり、不快感を感じやすくなります。
深ぞりに特化したジレットプロシールドなら、なおこの傾向が顕著です。
そこで、必要になってくるのが、化粧水、乳液、日焼け止めなどのスキンケア用品です。
スキンケアは、まず化粧水で肌に水分を与えた後、乳液で肌の水分の蒸発を防いで、乾燥を防ぎます。
そして、日焼け止めは、ひげそりの負担にさらされた肌に対する、紫外線の影響を軽減します。
これらのスキンケア用品について知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
-
男性のひげそり後の化粧水のおすすめ3選。【失敗しない5つの選び方を伝授】
続きを見る
-
男性の乳液のおすすめ3選【失敗しない乳液の選び方を伝授!】
続きを見る
-
【スキンケア初心者必見】オールインワン化粧品のメリットと選び方とは?
続きを見る
-
日焼け止めの選び方3選。日焼け止めはひげそりする男性にこそ必要だ!
続きを見る
間違ったひげそり方法
いくら性能のいいカミソリでも、間違った使い方をすれば、肌荒れを引き起こします。
ここで、やらない方がいいカミソリの使い方を紹介します。
それは以下の通りです。
間違ったひげそり
・何回もそる
・力をいれてそる
・シェービング剤を使わない
何回もそる
何回もそらないようにしましょう。
カミソリを何回も肌に使うと、肌を保湿する角質がはがれすぎて、肌荒れを起こします。
場合によっては出血し、見た目が悪くなります。
さらに、肌が乾燥して、かゆみや痛みが出てきて、不快感に襲われます。
なるべく少ない回数でそるようにしましょう。
力をいれてそる
力を入れてそるのもおすすめできません。
力を入れてカミソリを使うと、刃が肌に食い込み、出血しやすくなります。
さらに、肌荒れが起こりやすくなるので、肌によくないです。
ひげをそるときは、力を抜いてゆっくりそりましょう。
シェービング剤を使わない
ひげをそるときは、シェービング剤を使うようにしましょう。
シェービング剤は、ひげそりのときに、肌を保護する機能があるので、肌荒れを防いでひげをそることができます。
ひげをそるときに、洗顔料を使う人もいますが、あまりおすすめできません。
なぜなら、洗顔料には、ひげを柔らかくする成分とカミソリを肌で滑らす能力があまりないからです。
ですので、ひげそりのときは、シェービング剤を使うようにしましょう。
まとめ
最後に、プロシールドのまとめを紹介します。
まとめ
・特に深ぞり性能に優れている
・肌の保護と深ぞりを両立できる
・値段に見合った高性能
・ひげをしっかりとそりたい場面におすすめ
ひげのそり残しがあると、清潔感がないと思われる可能性が高まり、自分だけでなく、周りに迷惑がかかる可能性があります。
しかし、プロシールドがあれば、ひげをしっかりとそることができ、安心して仕事や物事に集中することができます。
プロシールドでしっかりとひげをそって、大切なことにしっかりと力を入れやすくしましょう。
参考文献
・ジレットジャパン『プロシールド カミソリ』、『よくある質問』
・シック・ジャパン(株)『髭剃りの正しいやり方、処理前後のケアについて解説』
・厚生労働省「化粧品・医薬部外品等ホームページ」
・宮永えいと『大人男子の「超」清潔感ハック』KADOKAWA, 2020年
・かずのすけ, 白野実『美肌成分辞典 : 化粧品選びの常識が変わる! : キレイになりたい人も勉強したい人ももう悩まない!誰でもわかる』主婦の友インフォス, 2020年
・花王株式会社『フェイスケアの基本ステップ』
・化粧品成分ジャーナル『化粧品成分オンライン』